【忙しい方向け】ゲーム制作者の劣等感の減らし方

こんな方にお勧めの記事です

劣等感のせいで物つくりに集中できない…
こんな方にお勧めの記事です。
クリエイターに必ず付きまとってくる劣等感をどう対処すればいいのかを、元々劣等感まみれで、悩みまくっていた筆者の経験をもとに、お伝えする記事です。
劣等感との付き合い方まとめ
- 1つのスキルに特化しよう
- 今日どのくらい楽しめたかを重要視する
- 感謝の習慣を作る
ここに書いてることを実践すれば、必ず劣等感によるストレスは消えます。
忙しい方は、ここでブラウザバックしてもらっても構いませんが、「なんでこの3つの方法で劣等感が消えるのか気になる」方は、この先もスクロールしてみてください。
特化すれば劣等感は消える

まず、何かに特化しましょう。
劣等感が出る条件は、下に書いてあることに尽きます。
他の人より自分が劣ってるとき
(参考論文:https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/139723/1/eda57_211.pdf)
「周りはできて自分は出来ない」状況が劣等感を生み出すのです。
つまり、「周りは出来なくて自分は出来る」状況を作り出せれば、劣等感は消すことができるのです。
そして、それをつぶすために必要なことが1つのスキルに特化することです。
例えば、絵画スキルや、コミュニケーションスキル、そしてサウンドスキルといった、ちょっと珍しいスキルを持ってるだけで、「周りは出来なくて自分は出来る状況」が作り出せます。
そして、1つのスキルを極めれば、たとえ自分が劣ってる分野があっても、「でも、自分はこの分野ではだれにも負けないから大丈夫」と思えるため、劣等感を消滅させることができるわけです。
ですが、その自分が尖らせてる分野で負けることもたまにあります…
そこで、自分の強みで勝負しても負けた時の劣等感は悪いものじゃないと捉えましょう。
劣等感は嫌がられる傾向がありますが、実際そんなに悪いものでもありません。
なぜなら、人は劣等感によって
- より高みを目指そうと思える
- 自分に足りない改善点に気づける
こんな恩恵を受けているからです。
なので、もし可能であれば

自分の得意分野で負けるなんて…悔しい…
だから、この思いを制作エネルギーに変えるぜ!
と考えるようにしましょう。
この手の劣等感は、成長スピードも上がるしいいことづくめですよ。
弱みもあるけど強みがあるからストレスフリー。
この状況を作り出せるようにしましょう。
生産性よりも、エンジョイ性を重視しよう

生産性を重視する。
これは、確かに合理的だし、素晴らしいことですが、いきなりハードにやろうとするのは結構危ないです。
なぜなら、いきなりストイックになると、「もう耐えられない」と心が病んでしまうことがあるからです。(経験談)
もちろん、生産性を上げることも重要ですが、その前にまずは、日々のエンジョイ性をあげましょう。
エンジョイ性とは、毎日どれだけ楽しめてるかを表す言葉です。
これが上がれば、
幸福感が上がる→幸せを感じるために、周りと比べることが自然と減る→劣等感が消える→幸せになる
という、好循環に入ることができます。
ちなみに、

でも、仕事で必要になる以上、やっぱり生産性もやっぱりほしいな..
と思う方は、まずエンジョイ性を上げてから生産性をあげましょう。
幸福感も高い&仕事も早いとかいう、最強列伝状態になることができますよ。
まず、毎日幸せに過ごせるように仕事を楽しめるようになってみる。
生産性は二の次であることを心がけましょう。
周りの人に感謝する習慣を作ろう

これは宗教ぽいと思われるでしょうが、実は科学的にもメリットがあることが、研究で裏付けられてます。
(参考論文:https://ci.nii.ac.jp/naid/110009277929)
感謝を伝えることで、
- 他人を敵でなく仲間と思えるようになる
- 質問がしやすくなる
- 支えてくれる人ができる
こんなメリットがあります。
特に、同業者を敵ではなく、仲間と思えるようになるのはでかいです。
これによって、「周りを敵と思い、比べることで起こる」劣等感は、消滅してくれます。
それどころか、「周りの人も仲間だ!」と考えることで、周りのクリエイターに質問とかいう、自分の無知をさらけ出すこともしやすくなります。
結果的に、生産性も上がるでしょう。
さらにさらに、周りのクリエイターと仲良くなれるようになるため、自分を支えてくれる人も作ることができ、より精神も安定するようになります。
ちょっと恥ずかしいと思いますが、この習慣づけをするようにしましょう。
ここにも書ききれないくらい、感謝で得られる恩恵はマジででかいです。
まとめ:そもそもエンジニア業界は劣等感を感じやすい
劣等感の消し方を忘れないために、おさらいをしましょう。
- 1つのスキルに特化しよう
- 生産性よりエンジョイ性を重視しよう
- 周りを仲間と捉えよう
そもそも、ゲーム業界は、非常に劣等感が生まれやすい構造となってます。
なぜなら、スキルの差によって、作品の出来映えが目に見えてわかるようになってしまっているからです。
そのせいで、

俺なんてなんてダメダメなんだ…
と嫌でも感じてしまうのです。
正直の事を言うと、今回の記事に書いたことをすべて実践しても、完全に劣等感を消すことは出来ないと思っています。
ですが、この記事を読んで、劣等感に振り回される、昔の私のようなクリエイターが少しでも減ったら幸いです。
ではさっそく、この記事に書いてたことを実践して、人の不幸を喜ぶ自分とおさらばしましょう!
恨みによって生じるエネルギーで物つくりするよりも、感謝と尊敬によって生れるエネルギーで物創るほうがよっぽど長続きするし、楽しいのでね。
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