【プログラマー向け】技術の身に着け方3選
- 2020.08.05
- ゲームメイキング効率化術
- 駆け出しクリエイター向け

こんな方にお勧めの記事です

プログラミングの技術ってどこで身に着けられるんだろう..
こんな、駆け出しプログラマーの人にお勧めの記事です。
多くのクリエイターがずっと悩み続けてきた、技術の磨き方を具体的に4つ提案する記事です。
この記事の信ぴょう性

この記事は、Unityインターハイで、競合性の高い3Dゲームを作ってゴールドアワードを受賞したことのあるクリエイターが書きました。
そして、ここに書いてるプログラミングの学習方法は、すべて筆者が体験した経験のみで、主観をできる限り減らして評価してます。
なので、信頼してもらって大丈夫です。
経験をもとに選んだ、プログラミングの学び方4選
技術の身に着け方はだいだい下の4つに絞られると思います。
- 本(おすすめ)
- ネットの記事
- プログラミングのイベント参加
- プログラミング教室
さっそく、それぞれの方法の評価をしていきます。
やりやすさ:
学習スピード:
手に入る情報量:
つづけやすさ:
この4つの視点から、それぞれ5段階で評価していきます。
例):★★★★☆→星4(けっこう良い)
★★★☆☆→星3(普通)
方法1:本で学ぼう

やりやすさ:★★★★★
学習スピード:★★★★☆
手に入る情報量:★★★☆☆
つづけやすさ:★★★☆☆
これが、私が一番おすすめするプログラミングの学習方法です。
本で学習することの特徴は
- 内容がまとまっていて勉強しやすい
- 初心者でもわかる表現を使ってくれる
- スキルレベルに応じて買う本を選べる
- コストがかかる
- 一冊に載ってる情報が限られている
- 独学になるので、続けにくくもある…
この3つです。
まず本は、出版するのにめんどくさい審査があるので、内容が洗練されたものになってます。
なので、ほかの学習方法よりも、非常に学びやすいのが利点として大きいです。
あと、初心者でもわかる言葉の表現を使ってくれている本も多く見受けられるので、分かりやすさもかなり高いです。
以上の3点から、本で学習は初心者クリエイターにはうれしいメリットが多いものとなっております。
しかし、本である以上、お金がかかるし、情報が無限に手に入らない&のってない情報もあるという欠点もあります…
あと、あるていどのコーディング学習の道が作られている本とはいえ、独学で勉強することになるので挫折するリスクもあります..
低コストで隅から隅までスキルを学びたい方は、他の方法をお勧めします。
方法2:ネット学習

やりやすさ:★★★☆☆
学習スピード:★★★☆☆
手に入る情報量:★★★★★
つづけやすさ:★☆☆☆☆
ネット学習は、この記事を読んでる方の大部分がやっているであろう、ローコストな学習方法です。
ネット学習の特徴は
- コストがかからない
- すべての知識を学べる
- 情報過多で混乱することも..
- 独学になるので、続けにくくもある…
この2つです。
まず、コストがかからないというのはかなり大きいです。
おかげで、お金無駄にしてないかとか心配せずに、何の迷いもなく学べます。
ネットには、プログラミングに関するすべての情報が載っているので、うまく使いこなせれば、プロのエンジニアになることも簡単です。
ですが、ネットには間違った情報や誇張表現もおおいので、良質な情報を探すのに時間がかかってしまうのが難点です…
そして何より、どのプログラミング学習方法よりも挫折しやすいです…
なぜなら、プログラミング学習のための道も自分で作らなきゃいけないし、応援してくれる人もいないからです。
ですからネット歴が長く情報収集に自信がある方に、この方法はおすすめです!
方法3:イベントで学ぶ
やりやすさ:★★☆☆☆
学習スピード:★★★★☆
手に入る情報量:★★★★☆
つづけやすさ:★★★★☆
これの特徴は、
- 実践的なスキルが身につく
- 人脈も作れる
- 似た人が周りにいるので挫折しにくい
- 少し勇気がいる
- 年齢制限があるものも…
まず、プログラミング関連のイベントでは、実際にコードを動かす、いわゆる実践ばっかりしなきゃいけないので、とっても使える技術が身につきます。
机上の空論で終わらず、使える技術が身につくというのは、プログラマーにとって非常にうれしいことです。
さらに、イベントに参加すれば人脈を作れることがあります。
人脈は、プログラミング学習を続けやすくしてくれる上に、自分の可能性や視野も広げてくれるので、かなり有用です。
ただ、イベントである以上、人と接することもあるので、プログラミングに関するイベントは、参加するのに少し勇気がいりますかね….
あと、年齢制限があるものも結構多いから、とっつきにくくもあると思います..
最近では、コーディングスキルを学ぶためのAtCoderや、プログラミングの支援もしてくれる合宿イベントのLife is techが開催されてます。
イベントに参加する時間のある方や、若い方は、イベント参加でコーディングを学ぶことを強くお勧めしますよ。
方法4:教室通い
とっつきやすさ:★★★★☆
学習スピード:★★★★☆
手に入る情報量:★★★★★
つづけやすさ:★★★★★
特徴は、
- 挫折がほぼ起きない
- 効率的な順番でコードを学ぶのでハイスピード
- 情報も洗練されている
- コストがかなりかかる
- 教室によって質にばらつきがある
まず、プログラミング教室は、効率的に、かつ継続的に学習できるよう、しっかりとしたコースが組まれています。
なので、とてもスムーズに技術力を上げられるし、挫折もほぼ起きないのが、プログラミング教室の魅力と言えるでしょう。
実は筆者も、現在はプログラミング教室に通うことで、技術力を維持してます。ですが、ご存じの通りこれってかなり料金が高いです。
しかも、残念ながらずさんな学習で、授業料を巻き上げる業者も多く、当たりはずれも大きいです…
なので、お金がある&冷静に教室を選べる方は、教室に行くことをお勧めします。
まとめ
- 本は駆け出しの方でも勉強しやすい
- ネット学習は効率的だが玄人向け
- イベント参加は入りにくいけど実践的で効率的
- 教室通いは続けやすいけどコスト高
お好きなものをお選びください。
「これだ!」という正解はありません。
もしそんな正解があるのなら、プログラミング教室とか、効率的に学習するための記事とか世界に必要なくなるわけですから。
なので、もしかしたらこの記事に書いたもの以外にも、ほかの学習方法があるのかもしれません。
ただ、少なくとも今回お伝えした4つの学習方法のどれかを続けられれば、間違いなくコーディングの技術は上がるでしょう。
てことで、今日からさっそく学習を始めちゃいましょう!
参考になる情報のURL一覧
おすすめ本:
Unityの教科書:https://bookwalker.jp/
おすすめサイト:
テラシュールブログ:プログラミングのいろはが学べる、有名で良質なブログhttp://tsubakit1.hateblo.jp/
おすすめイベント:
初心者プログラマーでも手軽に参加できるイベント、Life is Tech のURL:https://life-is-tech.com/
AtCoderの説明:https://dentsu-ho.com/articles/7015
プログラミングとかかわりが深いゲーム制作を一週間で終わらせる、すっきりとしたイベント、Unity1weekの説明:https://dkrevel.com/
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