はじめの一口でプレイヤーを唸らせる方法

はじめの一口でプレイヤーを唸らせる方法

こんな方にお勧めの記事です

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せっかく作った作品が遊んでもらえても、プレイヤーにすぐ飽きられちゃう…

こんな悩みを抱えている方向けの記事です。

この記事では、最初からゲームの面白い要素をプレイヤーに体験させることで、多くの人にゲームを長く遊んでもらう技術をお伝えします。

この記事の信ぴょう性

この記事は、Unityインターハイで、競合性の高い3dゲームを作ってゴールドアワードを受賞したことのあるクリエイターが書きました。なので、信頼してもらって大丈夫です。

美味しい部分を早めに出した方がいい理由

食事においてはどのタイミングで好物をいただくのか賛否両論がありますが、どうもゲームに至っては、美味しいところをはじめから出した方がプレイヤーはやみつきになってくれるようです。


なぜなら、始めからゲームの面白い要素をプレイヤーに体験させることで、第一印象を操ることができるからです。

第一印象を操るため

結論から申し上げますと、ゲームにおいて、第一印象は死ぬほど大事です。

ゲームでは、次に何が起こるのか、プレイヤーは知ることができません。
いわば、目隠しをしながら食事を楽しんでるようなものです。(闇鍋みたい)

こういった状況で、人は自分が最初に得た情報をもとにこの先の展開を読もうとします。

人はやったことのないゲームをプレイするときに、最初のステージでの

  • 難易度
  • 報酬
  • 爽快感

この三つをもとに、この先のゲームの面白さを予想します。

つまり、初めから面白い体験をたくさん積ませれば、「この先ももっと面白くなるかも!」と、目隠しをしたプレイヤーは期待してくれるわけです。

逆に第一印象が悪かったら、「このゲームはずっとこの程度の面白さなんだな。」とプレイヤーに思い込まれてしまい、皆さんのゲームを最後まで遊んでくださる方が減ってしまう可能性が高いのです。

「最初が面白くないゲーム」というのは、そのゲームによほどの大金を払ったプレイヤー以外は、みんな途中で辞めてしまいます…

でも、汗水たらして作った作品は、最後まで遊んでもらえないとショックですよね!

だから、自分が作ったゲームを最後まで味わってもらうために、第一印象を操作していきましょう。

ゲームに限らず、出口が見えない芸術作品を作るときは(アニメ、マンガetc..)
入りがとても大事です。第一印象はしっかり調整しましょう。

イデアル

因みに私は、ゲームの第一印象をよく考えていなかったせいで、あまり面白くないゲームを作ってしまったことがありました….(´・ω・`)

はじめから面白さを全開にするやり方

とは言っても第一印象をいい感じにするのってとっても難しいですよね。

そこで、プレイする人をいきなり作品に引き込むためのテクニックをご紹介いたします。

  1. そのゲームの押し部分を書き出してみる

  2. 自分のゲームの売りをテンポよくプレゼンするような初期ステージを創る

  3. 自分のゲームを一度もやったことがない人orやった回数が少ない人にテストプレイしてもらう

そのゲームの売りを書き出してみる

まずは、あなたが作ったゲームをセールスする感覚で、

  • 他とは違う部分(独創的なアクション、世界観、ストーリー等)
  • 制限のある部分(ゲームを面白くするための縛り)
  • 爽快感、達成感を感じる部分

この3つを紙に書き出してみましょう。

この作業をしている途中で、「あ、自分のゲームってここも面白いな!」とか、
「うーん、私のゲームってここがつまらないな…」という風にゲームをより面白くできるきっかけとなる、新しい発見があると思います。

ゲームの面白さも底上げできる上に、第一印象も上げられる。

このステップはやって損はないと思いますよ!

自分のゲームの売りをテンポよくプレゼンするような初期ステージを創る

自分のゲームの売りを書き出してもらったら、

  • 他とは違う部分(独創的なアクション、世界観、ストーリー等)

  • 制限のある部分(ゲームを面白くするための縛り)

  • 爽快感、達成感を感じる部分

これら三つの要素を余すことなく伝えられるステージを作りましょう。
そして、遊び手の心を作品に一気に引き込むのです。

ここでいかにプレイヤーの心を掴めたかが、ゲームに対するトータルの評価を決めるといっても過言ではありません。 

第一印象はそれほど重要なのです。

ですが、プレイヤーの脳のキャパシティを超えるような頻度で、新しいことをどんどん投げ込んでいってはいけません。

なぜなら、一度に大量の情報を伝えることでプレイヤーの脳は疲れてしまい、「面白いゲーム」という印象より、「疲れるゲーム」という印象が定着してしまうからです。

かといって、面白いところをどんどん出していかないと飽きられてしまう。

ここの兼ね合いを調整するのが、次に述べる最後のステップです。

自分のゲームを一度もやったことがない人orやった回数が少ない人にテストプレイしてもらう

どんどん作品の魅力を伝えたいけど、一度に大量に伝えすぎても逆に遊んでくれている方の脳を疲れさせてしまう。

ここを調整するもっとも楽な方法が、テストプレイです。

レベルデザインやゲームの操作性の確認など、自分だけではずっと悩んでしまうことがあったら、取り敢えず誰かにテストプレイをしてもらいましょう。


出来るだけあなたが作ったゲームをやったことのない方を見つけるのが理想ですが、もし見つからなかったらあなたが作ったゲームをやった回数が一番少ない人を探しましょう。

そうやって何度も初期ステージの面白さの密度を上げていけば、初見プレイでも必ずはまってしまうゲームが完成するはずです。

まとめ


今回の内容のまとめは以下の通りです。

  • ゲームは第一印象が命! 
    だから、面白さは初めからクライマックスでなければいけない。


  • 第一印象を決める初めのステージを面白くするためには、
  1. ゲームの売りを紙に書く
  2. ゲームの売りを出したステージ作る
  3. テストプレイで確認

このステップを踏めばよい

プレイヤーにゲームの一番面白いところから体験をさせる。
この精神をゲーム制作では絶対に忘れてはいけません。

なので、モノづくりを本気でやりたいと思っている方は、この記事を穴が開くくらいに何度も読み返してみてください。

では、早速あなたのゲームの売りを伝えられる1-1を作りましょう!