意外とやっちゃう!ダメなレベルデザイン2選!

意外とやっちゃう!ダメなレベルデザイン2選!

こんな方にお勧めです


いいレベルデザインのゲームが作れん!どうすりゃ面白くなるんだ、俺のゲームは…

こんな悩みを抱えている方にお勧めの記事です。

始めに

ゲームの階段とも例えられるレベルデザイン。
この難易度の調整ってなかなか難しいですよね。

「ここちょっと難しすぎたかな?」と考えて難易度を下げると、今度はステージが簡単になりすぎてつまらなくなってしまう。

そんなレベルデザインのコツを皆さんはつかめているでしょうか?

同じゲームの内容でも、レベルデザインが良ければ神ゲー、悪かったらクソゲーになることもざらにあります。

そして、初心者の方でも時間さえかければいくらでも他のクリエイターの方と差をつけられる部分でもあるので、ゲーム制作未経験の方は、ここを尖らせてみるのが良策だと思います。

(因みに筆者は、レベルデザインとゲームの独創性で賞をゲットしました)今回は、やったらNGなレベルデザインについてお話します!

この記事の信ぴょう性

この記事は、Unityインターハイで、競合性の高い3dゲームを作ってゴールドアワードを受賞したことのあるクリエイターが書きました。なので、信頼してもらって大丈夫です。

やってしまいがちなこと

単刀直入に言うと、以下のようにレベルデザインをしてはいけません。

  • そのゲームの難易度に慣れた、自分だけの主観でレベルデザインをする

  • テストプレイをする回数が少ない

因みに、テストプレイをしないとか、ゲームの初めから全部のアクションを覚えさせるとか、当たり前すぎるダメなレベルデザインについては説明する必要もないと思うので、解説は省略します。

1:そのゲームの難易度に慣れた、
自分だけの主観でレベルデザインをする

これが、一番ゲームを台無しにしてしまい、かつ世界中のクリエイターが一番やってしまうアクションです。

え、そんなの初心者の視点でゲームをテストプレイすればいいだけじゃないの?

と、ここまで読んで思う方が大半だと思います。

たしかに、初心者の視点を私たちクリエイターが本当に持てれば、こんな問題は起きないのです。ですが、これは理想論です。

考えてみてください。

そのゲームを開発して、バグを取るために何度もゲームをプレイしているゲーム製作者が、いきなり初心者のような心持ちでゲームをプレイすることはできるのでしょうか。

…経験論から申し上げますと、そんなことは不可能です。

デバッグのために同じステージを数こなすことで、無意識のうちにゲームの腕前は上がってしまいます。
それによって私達クリエイターが持つ、難易度設定の感覚はどうしてもマヒしてしまいます。

だから、私達がビギナー目線でゲームをプレイするのは極めて難しいのです

かくいう私も、最初のころは初心者意識を持てば、一人でテストプレイするだけでいい感じのゲームの難易度になるだろうと、甘く考えていました。

ですが、提出前に念のため家族にゲームをやってもらうと、あまりにも理不尽でストレスの溜まるゲームを作っていたことに気付きました。

(因みに家族のテストプレイのおかげで、このときはなんとか納期に間に合いました)

どんなに「初めてこのゲームをやるような感覚でやろう!」と
意識していても、製作者というのはついつい難易度を高めに設定してしまうのです。

ということで、テストプレイヤーが「自分だけor製作者達だけ」という状況がどれほど危険かお分かりいただけたと思います。

身内でも誰でもいいので、是非ともあなたのゲームをやったことのない人に
テストプレイをしてもらいましょう。

思わぬところにつまづきがあることに気付くはずです。

2:テストプレイをする回数が少ない

「そもそも、レベルデザインって何だっけ?」で解説したように、レベルデザインは試行回数を重ねれば重ねるほど洗練されて、エキサイティングなものになっていきます。

ですが、これを言い換えると「ちゃんと吟味してないレベルデザインは、ゲームの評価を下げます。」とも言えるのです。

ここでこんな疑問がわくはずです。

レベルデザインのための適切なテストプレイ回数ってどのくらいなの?

これは、皆さんが作るゲームの、一ステージの長さにもよるんですが、1分で終わるステージなら最低でも30回は難易度を確認する必要があると、私は考えています。

「ちょっと多くないか?」と思う方も多いと思いますが、レベルデザインはアイデア、独創性を除いて、初心者の方が唯一プロの方々と勝負できるところなので、これくらいの時間はかけた方がいいと私は思っています。

むしろこれが最低限の回数なので、「私のゲームには何も尖っているところが見つからない…」という方は、この2倍くらいの時間をレベルデザインに割くべきと思います。

それくらい、ゲームの質が劇的に変わるところなのです。

これからは、五回だけプレイして難易度を調整するなんてことはやめましょう。

良いレベルデザインを作るには

最後に、どうやってレベルデザインをすればいいのかについてのまとめを載せておきます。

  • 少なくとも二人は、作ったゲーム未プレイのテストプレイヤーを用意する

  • 1分のステージにつき最低でも30回はテストプレイを実施する

一見みると難しそうですが、良いレベルデザインのやり方は至極単純で、先ほど書いた悪いレベルデザインのやり方と逆の事をすればいいだけです。

この2つの原則を守りながら、プレイヤーが気持ち良く登っていけるような
階段づくり(ゲームデザイン)を目指しましょう!